わかった風のことを書くBLOG

仕事(IT)のはなしや、地元(沖縄)の話などなど記載してきます〜

アジャイル勉強会にいってきました

 さて、すっかり浸透してきたアジャイルですが本を読んだ程度の知識だったの良い機会だと思いワークショップに参加してきましたので、メモ。

概要

  1. アジャイルスクラム)概要
  2. ワークショップ(紙ヒコーキづくりでイテレーション
  3. ふりかえりについて説明
  4. 実業務の課題で振り返りを実践

1.アジャイルスクラム)概要

 アジャイルに関する概要を以下の概要図からはじまり、ざっと説明して戴きました。

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出典:[Agile]Scrumの概要を1分で理解できるイラスト | Ryuzee.com

 透明性、検査、適応の三本柱〜から、役割、実際のミーティングのやりかたなどを講義戴く。当たり前の事をできるようになろう。というメッセージを受けた。

 特に興味があったのは「透明性」、当たり前の事だが、チームの目標やPJの状態、優先度を共有できている状態は確かに難しい、その中でバッドニュースが正しくあげる為に、デイリーミーティングで問題定義した人が損をしない状況を創る事は大事だと思った。

 言ったもんまけ、みたいな空気を払拭するためにまずは会議のルールとして、問題定義は一旦「ありがとう」と受け取り、そのあと対処方法、誰が担当か決める。そんな当たり前の事を実業務でも適応しようと思った。

2.ワークショップ(紙ヒコーキづくりでイテレーション

 チームを組んで与えられた条件を満たす紙ヒコーキを作り、実際に飛ばして3m以上飛んだ飛行機の数を競うというもの。

条件

「3m以上飛ぶ飛行機をより多く作って下さい」
「同じ人が続けて飛行機を織ってはいけない」
「飛行機は」
「その他...」等

ルール

 見積もり(何機つくれるか)を事前に申告し、
 計画1分、実施3分、振り返り2分 サイクルを5回繰り返す。

 
 実際やってみると、見積もりがずさんであったり、製造プロセスを見直したり、コミュニケーションをとりつつ各チーム繰り返すたびに回数が改善されてきました。

 多くの改善サイクルをまわすうちにチームの特性が出て面白かったです。途中、条件内の制限を一つ好きなのをはずしていいですよ。という変化球もあって各チーム工夫されてました。なかには「同じ飛行機を投げても良いのは1回まで」制限をはずしたのですが、あくまで飛行機の数を競うものなので要件間違いのため、3分間で37機飛ばした分が全てNGになりましたw

3.ふりかえりについて説明

 振り返りのやり方について、色んな手法を教えて頂いたのですが、今回はKPTを参考に掘り下げ方や、ファシリテートのやり方なども学びました。PJも早いうちに振り返りを入れ、決まった改善施策などは第三者に入ってもらうことにより、ふわっとしたものを詳細か出来る(チームメンバだけだと前提条件が分かっているため)のは実業務にも取り入れたい。

4.実業務の課題で振り返りを実践

 最後に実業務での振り返りを実践しました。私は目標設定と実業務の乖離について協議し、部署を超えた目標の共有や、上司以外のメンターを持つなどのTRYを決めました。

気づき

  • バッドニュースをどう引き出して透明性を担保するか:言いやすいルール予め決めてた
  • 自分で制限をしない:ワークショップにて、与えられたはさみ以外を使う。など、自分でルールを決めてた
  • ルールが決まっている改善はやるたびに良くなる(失敗できる、検査できる)
  • 挑戦には勇気が要る:そして、自分が保守的ときづいた
  • 全員が共通認識でやると楽しくやれる:実業務でも漠然と課題に取り組むのでなくフレームワーク使うのありだなーとおもった。
  • 第三者を振り返りに入れる。各プロセスの途中で振り返る
  • 実業務で如何に活用するか、適応するかを考えながらやると学びが多い